□□成都市概説□□
「中国と聞いてイメージするものは?」と質問されて必ず出てくるものは、パンダ、麻婆豆腐、三国志であり、(もちろん人によっては万里の長城だったり西遊記だったり北京ダックだったりするのだけれど、それはさておき。。)これらは全て四川省に関連しているものだ。それだけ四川省から日本に発信される影響は大きい。
四川省の省都である成都は人口約1000万人、ほとんど高低差のない平地に開けた大都市であるため、交通手段としては自転車が大活躍。また、古来より「天府の国」と呼ばれるほど土地が肥沃なことで名高く、飢えを知らない農産物の豊かな土地としても知られる。さらに、四川盆地は四方を険しい山に囲まれた安全な土地で、杜甫のように戦火を逃れてこの地に辿り着いた有名人も少なくない。古代この地を治めた地方官が好んで芙蓉(蓮花)を植えたことから街の中や郊外の至る場所でこの花が見られるため「蓉城(芙蓉の都)」とも呼ばれる。
近代では改革、開放政策のもと、国営企業の停滞で多くの失業者を生み出し、目覚しい発展を遂げる沿岸部とは大きな落差をつくってしまったが、現在省政府は合并企業や私営企業の育成に励み、その成果もあって急速な経済発展を遂げている。


