鷹爪洞:
天鵝海の付近にある鷹爪洞は、洞窟の壁面に50以上もの鷹の爪痕が残されていたため、この名がつけられたと言う。
それは洞窟の壁の鷹の爪痕はグサル王と悪鬼が激しい攻防を繰り広げたときについたものだと言い伝えられているが、実際は岩石の風化作用によって出来たものなのだそうだ。
天鵝海:
海抜2905m、面積5.5万㎡、最大幅125m
天鵝海は山谷に静かに横たわる湖で、湖面は光り輝き、湖岸には杉の密林が広がる。浅い灘の部分には草花が生い茂り、静寂が辺りを包む。この辺りの水草はみずみずしく、白鳥(=天鵝)が多く集まり、繁殖している。白鳥は渡り鳥であるため、ここで白鳥を見ることができる時期とできない時期とがある。
草海:
海抜2910m、面積3万㎡、半沼沢(湿地)湖沼に属す。
草海は高い絶壁の下に位置し、下流と天鵝海は連なり、湖面は長細い。ここは山の谷底に当たるため、日が少し昇ってからやっと日の光が届くので、朝の光景は少し神秘的である。夏秋の時節には、叢に花が咲き誇り、錦の体を現す。
剣岩懸泉:海抜3016m
草海と原始林との間に一部だけ隆起したような山がある。峰の高さは500m強。もし峰の壁を削ったなら、雲をつく一柄の立派な剣ができあがるのではないかというほどの険しい峰だ。故に“剣岩”と名づけられた。
原始林:
海抜3060m、面積540ヘクタール。
原始林は日則溝風景線の終点で、ここの木々は日を遮り、藤や蔓が縦横に茂る。モミ、トウヒを主とした高木が生い茂り、その下にはスイカズラやホトトギス、ヤダケなどの潅木、更に地上には数センチもの厚さのコケが埋め尽くす。
森林の中にわけ入ると、地面は絨毯のようにフカフカした苔や落ち葉で埋め尽くされ、湿っぽい空気が鼻を突く。森中には鳥のさえずりが響き渡り、林木は濃緑色。マイナスイオンがきわめて豊富な、森林浴には絶好の場所だ。
九寨溝ホームページ;jiuzhai.comより

