土葬:
チベット自治州近隣の漢族農村地区で行われる。放牧民の間では、ハンセン病に罹って亡くなった者、横死や自害など、非業の死を遂げたものに対して土葬が行われる。
農業地区は漢族文化の影響を受けて、土葬が主となったが、伝染病や子供が病死した場合、また、非業の死を遂げた者の葬儀には、火葬か水葬が執り行われる。
土葬に際しては、先ず遺体を棺桶に入れ、揺れないようにしっかりと封じる。棺桶には遺体を横に寝かす型と、座らせる型の二種類があり、座らせる型のほうが、一般的であるが、それは、遺体の重心が定まるため、二人で楽に運べるからだと言う。
棺桶の材料は紙と墨を使って装飾を施す。富豪の家では匠を招いて精巧な絵を刻ませ、漆を塗ったり、金箔を貼ったりすることもある。
棺桶には、用意しておいた二本の長い杭を取り付け、四人で持ち上げる。
活佛の占いによって出された地点に墓穴を掘って、出棺時には死者の生前の友人や家族が参列する他、集落の男と親族達も一緒に参列して、棺桶を穴に安置した後、土をかぶせて埋める。墓の場所には土饅頭を作り、経文を写した旗を立て、家から持ってきた様々なお供え物を墓の周囲に供える。葬儀が終わった後は、参列者は遺族の家に戻り、身を清め、手を洗って遺族の家でもてなしを受ける。
九寨溝ホームページ;jiuzhai.comより

