マニ塚
九寨溝では十字路や湖辺、集落の入り口などに経文を刻んだ石や破魔矢(木製の各種兵器)などを積み、タルチョをかけている。これが“マニ塚”だ。九寨溝のチベット族は“牙則”と呼ぶ。
“牙則”は原始ボン教の山神崇拝が具現化したもので、これは仏教によってもたらされたものではない。しかし、チベットへ仏教が伝道した後、仏教は“牙則”を立てることによって山神を祭るボン教の古い習慣を継承したのである。
仏塔
チベット仏教には霊塔と仏塔という二種類がある。
霊塔は寺院に祭られ、金銀や銅で鋳造され、活佛塔葬の一種の形式である。
仏塔は寺院や人口が少ない地方の集落に建てられ、塔の色は必ず白である。また、塔の命名は塔に収められた経典と仏具の種類、塔身の造形、装飾などによって決められる。
もし、幾つもの塔を建てる場合(塔群)には、仏塔に収められた経典の内容や名称を併せて命名される。例えば、九寨溝の樹正寨にある“九宝蓮花菩提塔”などがそうである。
九寨溝ホームページ;jiuzhai.comより

