ヤムドク湖(チベット仏教四大聖湖のひとつ)
ラサを出発して、チュシュを出たところで道を左に曲がり、ヤルツァンポ川にかかる橋を渡る。さらに右に曲がって山道に入り、急な坂道を上り始める。30kmほど舗装された山道を進むと、タルチョのはためくが見えてくる。これが標高4947mのカムパ峠で、ここを越えると、突然眼下に青く美しい湖が出現する。これがチベット仏教四大聖湖のひとつヤムドク湖だ。
標高4250mに位置するヤムドク湖は、チベット語で高原牧場にあるトルコ石の湖を意味する湖で、総面積は621K㎡(琵琶湖より少し小さい)、水深は最深部で60m、周囲の山から流れ込む雪解け水が水源となっている。
カムパ峠から望むその美しい姿は、まさに聖なる湖だ。チベットの習慣にならい、峠の上でルンタ(馬の絵が描かれたタルチョ。個々では売っていないので、ラサなどで買っておこう)をばらまき、神に祈りを捧げるのも一興だ。
車道は湖の東側を湖に沿って南北に走っていて、その沿道からもヤムドク湖のすばらしい景色を充分に堪能できるが、湖の真ん中にある島をトレッキングすると神秘の聖湖を間近で楽しむことができる。特にサムティん寺を起点として周遊するコースに人気がある。宿泊は途中の村かテントになる。
また、ナンカルツェからさらに50kmほど南下すると(途中の道はかなり険しい)標高5030mのイエ峠にいたり、目の前に碧色の美しい大湖が出現する。これが標高5010m、面積285K㎡のプーマ湖(チベット名はプーマ・コムツォ)で、湖の40km先はブータンになる。
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