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パンコル・チョエデ(白居寺)

時間:2006-7-20 16:34:00
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パンコル・チョエデ(白居寺)
 ギャンツェ市街地の北西の山肌に抱かれるように建つパンコル・チョエデは、1418年にギャンツエ王のラプテン・クンサン・パクパとギャツエ在住の僧侶たちが共同して創建したといわれる。15世紀初めは、チベットでツォンカパによる宗教改革が推し進められ、ガンデン寺(1408年)やデプン寺(1416年)などチベット各地で新しく寺院が建立された時期であり、同時にギャンツェでは、パクパ・ペルサンポやラプテン・クンサン・パクパ等の名君が続けて権力を握ったことで、ギャンツェの地位は高まり、文化的にも経済的にも寺院建立の基盤は整っていた。
 創建当初は、サキャ派に属する寺院であったが、のちに他派も取り込まれ、やがて、サキャ派、ゲルク派、シャル派など各派が共存する仏教学問の中心地として発展してきた。
 正門をくぐると広場があり、正面に大集会堂が見える。一階には大広間があり、僧侶の修行の場となっている。広間の奥には本尊である三世仏が安置されていて、その周囲には死骸などが描かれた壁画がある。
 2階には大きな壁画マンダラや立体マンダラがあり、そのできはなかなかのものだ。
 大集会堂の左には、白色の巨大なストゥーパがたっている。これがギャンツェの大塔として有名なパンコル・チョルテン。ギャンツェ・クンブムとも呼ばれる。頂部には金色の相輪がそびえ、その下には巨大な仏眼が描かれている。
 パンコル・チョルティは、8階13層、高さ34mの仏塔で、内部は77間あり、仏像や壁画を見学しながら登ることもできる。蜂の巣のように造られた仏間には、それぞれ仏像が安置されており、壁画は色鮮やかで内容もさまざま。チベット仏教美術の重要な遺品とされている。
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