昆明名物ー「過橋米線」
雲南名物の米線は、米からできた麺です。「過橋米線」は米線の豪華版と言えるものです。ほとんど、セットで出されます。まず、スープと具と麺が、それぞれの皿で出てきて、また、土鍋に沸騰したチキンスープが入っています。
その具は鶏のひき肉、豚のロース、レバー、魚の薄切りなど色々あって、値段によって、選びことができます。
スープの入った土鍋に、まず具を入れて、麺を後で入れて出来上がりです。
最もシンプルな「過橋米線」はスープ、肉の薄切りとビーフンでできたものです。そのスープは本格的な「過橋米線」の場合、鶏と豚骨などで煮込んだものです。ビーフンは白くて細く、日本の春雨に似て、弾力のある方がいいです。そして、各種野菜も欠かせないものです。
鳩の卵を生でスープに入れると、すぐ煮えて、半熟が食べごろです。
「過橋米線」の由来は昔の国家試験である「科挙」と関係があるそうです。雲南省の蒙自県郊外に南湖という静かで景色の美しい場所があります。その南湖の真ん中に島があって、石橋で外とつながっています。島にいくつかの部屋があって、それが勉強に格好の場所でした。ある受験生が勉強に熱中しすぎで、いつも冷めたご飯を食べていました。毎日ご飯を作る奥さんがこのような光景を見て、家で飼っていた肥えた鶏をさばいて、料理にして送ったのです。しかし、主人は忙しくて食べ忘れました。残念に思った奥さんは、家に持ち帰って、暖めようと思うと、鶏の肉やスープが入ったつぼがまだ暖かいのに気づきました。蓋を開けると、鶏の脂が保温の役割を果たしていたことが分かりました。しかも味見をすると、美味しさが増してした。そこで、この奥さんは、主人のために鶏スープにビーフンの料理を作るようになって、また、この作り方が口コミで広く知られるようになりました。主人へお弁当を送る時、いつも橋を渡るので、「過橋米線」と呼ばれるようになったということです。

