杜甫草堂(とほそうどう)
成都市の西郊、浣花渓の河畔にある。杜甫(712~770)の邸宅の跡地。
北宋の元豊年間(1078~85)に茅屋を再建し、祠を設け、元、明、清と改修を重ね現在の規模になった。
20ヘクタールほどの庭園に梅.樟.竹が生い茂り、渓流が流れ橋が架かり、成都らしい緑の濃い独特の雰囲気がある。そのなかに、大鹿・詩史堂・柴門・工部祠の建物が並ぶ。
杜甫は安史の乱ののち、乾元2年(759)に成都に左遷され、当所に四年ちかく住む。この地で詠まれた詩は240首余りという。「茅屋秋風の破る所と為る歌」などがそうである。


