《自貢》(じこう)
四川盆地の南部。沱江の流域にあたる。塩水の井戸が多く、千年にわたりその井戸水から塩を精製してきた歴史を持つ。塩都と呼ばれる。 自貢はまた、「恐竜の郷」としても知られる。周辺の40カ所以上の場所から恐竜の化石や恐竜の卵の化石が発掘され、一部は「恐竜博物館」に展示されている。
<シン海古塩井>(しんかいこえんせい)
自貢市の大安塩廠のなかにある。清の道光3年(1823)に井戸を掘り始め、同9年に完成して稼動を始めた。深さ1001.4メートル。
工場は他の井戸からの塩水で塩の精製は行っているが、この井戸自体はすでに使用していない。
<西秦会館>(せいしんかいかん)
別称を関帝廟、俗称を陳西廟といい、自貢市の市街にある。清代初期に陝西省から商人がやって来て塩業を営み大きな成功をおさめた。それらの塩商が乾隆元年(1736)から16年の歳月と5万両余りを費して建立。
面積は3000平方メートル。建物は典型的な清代の建築様式。
1959年になかに「自貢市塩業歴史博物館」を開設。
──塩業歴史博物館(えんぎょうれきしはくぶつかん)
自貢地区を中心とする井塩(塩分を含む井戸水からつくる塩)の生産技術の発展史を収集?整理?研究する専門博物館。資料と生産工具の展示を通じ、井塩生産の長い歴史と井塩の生産技術の発展が理解できるようになっている。
トウ小平の提案によって開設し、郭沫若が館名を揮毫。
<恐竜博物館>(きょうりゅうはくぶつかん)
自貢地区は地殻変動で、中生代の地層が露出していることから、ジュラ紀の恐竜の化石が豊富に発掘される。当博物館に展示されているのは、体長一メートルから十三メートルまで、大小十数体の恐竜が展示されている。

