雲南省概要
1.地理・人口
位置:北緯29度(日本の伊豆諸島南端と同緯度)~21度、東経98度~106度 ※ミャンマー、ラオス及びベトナムと国境を接する。
面積:39.41万k㎡
人口:4450万人(05年末) ※25少数民族(人口5000人以上の少数民族)が居住し、漢族の割合は66.6%
2.歴史
雲南はアジア大陸の古人類発祥の地といわれ、400万年前には猿人類「東方人」、187万年前には直立人「元謀人」が生息していたと言われています。春秋時代、楚の国が支配し、三国時代には、蜀の支配下となりました。唐、宋代にはそれぞれ南詔国と大理国に属していました。元代に行省の創設が始まり、明代には雲南布政使司、清代には雲南省が置かれました。
3.気候
気候 亜熱帯湿潤モンスーン気候
平均気温 1月:8~12℃、7月:17~24℃
年間降水量 1,000~1,500mm
4.中国における位置づけ
雲南省は、熱帯から寒帯までの多様な気候帯を有しており、25の少数民族(人口5,000人以上の少数民族)が居住する。ハイテク産業、生物資源開発産業(花卉、天然素材、バイオ化学、環境保護健康食品等)、鉱物資源、タバコ産業、観光業が5大産業である。また、主要農産物は、タバコ(全国第1位)、蔗糖(第3位)、茶葉(第5位)、天然ゴム(第2位)である。雲南省はベトナム、ラオス、ミャンマーと国境を接し、大メコン河流域(GMS)開発計画により、メコン河を利用した国際水運(中国―ラオス―ミャンマー―タイ)の客運が開始され、昆明―バンコク間の高速道路の整備が進んでいる。2005年7月、中国・ASEAN・FTAが発効し、中国側の要衝の地雲南省とASEANの物流等経済交流が拡大しつつある。

