玉樹の概要と歩き方
青海省の西南部に位置する玉樹チベット族自治区は、チベット自治区と四川省西端と境界を接している。チベット名をジェクンドという。タンラ山脈の南端にあるため、自治州のほとんどが4000-5000mの高さにあり、黄河、長江、瀾滄江(メコン川の上流)といった大河の源もある。
また、青海省に暮らすチベット族の4分の1がこの自治州に分布しており、州の総人口に占めるチベット族の割合が97%にも達することで知られている。主要産業は牧畜。
青海省の大部分はアムド地区に含まれるが、玉樹は昔からチャムド(昌都)や四川省西部との関係が密接で、カム地区に含まれる。しかし、ほかのカム地区に比べると、アムドの影響も少ない。
そして、玉樹で有名なのが、歌舞と郊外に広がる草原。歌舞が盛んとなったのは、ジェグ寺(結古寺)の初代活仏が歌舞に天賦の才を発揮し、100以上の作品を作り出したことが起源とされている。夏場に開催されるホースレースでは、緑豊かな草原でこの歌舞を堪能することができる。
自治州の中心は玉樹県結古鎮(標高3680m)。遊牧民が多いため、町自体はそう大きくはない。
町のシンボルともいえるジェグ寺は、町の北部にあり、どこからでも見ることができるし、お寺に向かって適当に道を進めば、迷うことなくたどり着くことができる。

