九賽溝と黄龍の概要
九賽溝と黄龍は、四川省北部アバチベット族チャン族自治州の北東部に位置し、岷山山脈の南側、長江(揚子江)水系のひとつ嘉陵江の源流に広がる景勝地だ。
正式には、それぞれ九賽溝国家風景名勝区、黄龍国家風景名勝区という景勝地区。周囲を4000m級の山に囲まれていたおかげで、1978年に国家自然保護区に指定されるまで、ほとんど人の目に触れることはなかった。その後、1992年ユネスコにより、2ヵ所合わせて世界自然遺産に登録され、さらに周囲に稀少な動植物が多いことから、1997年には世界生物圏保護区にも指定された。
九賽溝は、この渓谷沿いに9つのチベット族の暮らす村があることからこう呼ばれるようになり、一方黄龍は、風景区にある3500を超える彩池が陽光を浴びて金色に輝く様が黄金の龍がうねるように見えることから、こう名付けられた。
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