杜甫草堂(杜甫はここで詩作に励んだ)
詩聖として名高い唐の大詩人杜甫は、安禄山の乱によって759年、成都に避難することになった。翌年からは友人の助けを得て、成都の西郊外、浣花渓のほとりに庵を建てた。その後杜甫は四年あまり成都に住み、240編以上の詩を作り、その生涯で最も充実した時期をここで過ごしたともいわれている。その住居が杜甫草堂。
創建当時の建物はすぐになくなり、北宋時代に草堂があった場所に祀堂が建てられ、規模が徐々に大きくなっていった。現在の建築群は1811年に修建されたものが元になっている。
草堂の中心は詩史堂で、両側は陳列室となっている。2部構成になっており、杜甫の生い立ちと現代に与えた影響に分かれている。このほかに草堂博物館があり、こちらには杜甫研究に有用な史料が多数収蔵されている。


