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| 映画ではあまり映らなかった諾日朗瀑布 | 諾日朗瀑布の全景 |
『HERO』に登場するのは諾日朗瀑布と、箭竹海である。前者は残剣(トニーレオン)とマギーチャン(飛雪)が、後者は無名(ジェットリー)と残剣が、それぞれ決闘するシーンで出てくる。
撮影が行われたのは2001年の11月。標高2300mの箭竹海付近は相当な寒さである。撮影当時は湖に6台のカメラが設置され、連日未明から作業が行われたという。しかも湖面が鏡のように静かでなければいけないため、わずかなタイミングを狙って撮られたとのこと。美しいシーンを撮ることは容易ではないのだ。
世界自然遺産にも登録されている九寨溝は、環境に配慮して天然ガスを燃料とした低公害車が使われている。一般の車両は入れないのである。しかし、『HERO』撮影の際は2台の大型バスをはじめ、多くの一般車両が使用された(郵便局のEMS集配用の車が多数導入されたとか)。制作側は、撮影には熱心でも、環境にはあまり関心がなかったようである。
また、撮影班がここで交通事故を起こし、被害者が張芸謀をはじめとした製作側に対して賠償を求める裁判を起こしたこともあった。まさに、大変な苦労をしての九寨溝ロケだったのである。
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| 湖面の決闘が行われた箭竹海 | いつまでも変わらない景色であってほしい |





