今から4~5000年前、既に先住民たちは現在の西寧にあたる土地で生活をし、古代文明を築いていた。
紀元前121年(西漢の時代)、漢の驃騎将軍;霍去病が現在の西寧市に軍事拠点である西寧亭を築き、西漢末年には西海郡が置かれている。隋朝(紀元581~628年)のときには西平、河源という二つの郡が設置され、宋朝(紀元960~1279年)になって西寧州が置かれた。“西寧”はこのようにして現在に到るのである。
1929年正式に青海省が設立されてから、省都は西寧に置かれた。1949年9月5日、西寧を開放。1950年になると、西寧市人民政府が正式に成立した。
青海チベットの入り口“西寧”の名は「西陲安寧(西域の安寧)」の意味から取ったといわれる。ここは2100年の歴史を有する都市。そして現在では青海省の省都にして、黄河上流最大の都市となっている。
西寧は既に青蔵高原であり、海抜が高く、紫外線も強い。また気温はさほど高くなくて一日の温度差は激しいが、中国西部のロマン溢れる魅力に満ち満ちている。もともと西寧はチベットへ向かう時の中継地点に過ぎず、長い間チベット入りする人々が立ち寄る休息地の一つでしかなかった。しかし、その手付かずの美しい風景と味わい深い民族文化が旅人たちの心を引いたのである。
西寧は青海省東部にある河湟区内に位置し、青海省東北部は日月山の以東、同仁県の以北、黄河支流の湟水流域にあたる。
河湟区の総面積は35000k㎡で青海省全体の4.8%を占めており、黄南チベット自治州の同仁、尖扎の二県の他、海南チベット自治州の貴特県、海北チベット自治州の門源回族自治県、海東行政公署が管轄する化隆回族自治県、循化撒拉族自治県、互助土族自治県、民和回族自治県、楽都県、平安県、および西寧市と市の管轄する大通回族土族自治県、湟源県、湟中県など、14の県市を包括し、また、本区の人口は青海省全体の73%を占めている。農業が比較的発達し、工業に関してもすでに大体の形を整えている。
西寧には豊富な自然資源がある上、省全体の資源が豊富なのも味方して、開発によってとりわけ恵まれた条件にまで発展したのである。
西寧は大陸高原の半干ばつ気候に属する。その気候の特徴とは、日照時間が長く、紫外線が強い。ま冬が長く、夏は涼しい。一年の平均気温は摂氏6.5℃で、黄河湟水谷地暖区は天然の避暑地となっている。