| 天安門を通り抜け、世界最大の門といわれる午門をくぐると、そこには金色に輝く瑠璃瓦の木造建築が軒を連ねています。 現在の首都である北京は、過去にも遼・金・元・明・清王朝の都として栄えていました。1403年、明の3代目の帝・永楽帝は、首都を南京からこの地へ移し、北平から北京へと改名しました。その永楽帝が居城として建てたのが紫禁城です。現在は「昔の宮城」という意味で故宮とよばれています。その後、1912年に清が滅びるまで24人の皇帝が交代し、宮殿も増改築を重ねられてきました。 高さ10・5mの城壁に囲まれた城内は、7万㎡という広大なもので、約800棟の建物に約1万の部屋が配されています。その内部には、明・清時代の家具や陶器、装飾物、絵画などの文物が100万点以上も展示されており、皇帝の絶対権力が目に見えるかたちで映し出されています。 その故宮の北にある景山は、城の鎮山として造られた人工の山です。高台からは故宮を一望でき、その光彩陸離たる景観に圧倒されることでしょう。 |
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| 故宮の北側、神武門からの風景。 南北に主要の宮殿が連なり、左右に小宮殿が対称的に配されている |
| ◆アクセス 北京市内からバス、地下鉄で移動ができます。バスの場合は「天安門」、地下鉄は「天安門東」で下車してください。北側の神武門から入るときは、トロリーバス「故宮」での下車になります。尚、北京へは成田・関空・名古屋・福岡などから各航空会社の定期便が就航しています。 |