三峡下り(三峡クルーズ):
三峡峡谷は重慶市と湖北省の間に位置し、西は重慶の白帝城から東は湖北省の南津関まで全長193キロ、世界で有名な大峡谷です。また、山水画廊とも評価された中国国家級観光区です。三峡とは3つの峡谷の総称で、それぞれ西から東へと一番目瞿塘峡(どうきょう)、2番目のふ峡、3番目の西陵峡です。三峡下りとは西の瞿塘峡から真ん中のふ峡を通り、東の西陵峡への川下りのことです。
瞿塘峡は全長8キロ、下りの通過時間は約15分間。特徴は雄奇壮美な絶壁と山です。
ふ峡は全長45キロ、入り口から神女峰までの間は景色山水画のように清新秀麗です。特に神女峰辺りの山々が魅力満点です。下りの通過時間は約1時間半です。
西陵峡は全長76キロ、一番長い峡谷で、どこにも水墨画のような景色があります。桂林の漓江下りと似ていますが、スケールが遥かに大きいです。通過時間は約2時間。
三峡クルーズの主な見所は
石宝寨、張飛廟、豊都鬼城、白帝城、小三峡、神農渓、瞿塘峡、ふ峡、西陵峡と三峡ダムです。
三峡の行き方:
三峡クルーズは三峡下りと三峡上り2つルートに分かれています。
■三峡下りなら
出発点は重慶市で、国内殆どの都市から重慶市までの直航便が飛んでいますし、日本名古屋から重慶までの直航便も飛んでいます、 空路で重慶まで行けば一番便利です。
■三峡上りなら
出発点は上海、武漢と宜昌の3都市です。日本からはその3都市まで行けば三峡クルーズツアー参加ができます。ゆっくり船の旅を楽しみたいなら当然上海からのほうが良いですが、あまり時間場合は宜昌からのご乗船は効率的です。
三峡主要観光地紹介:
■石宝寨(せきほうさい):
重慶から三峡に向かう途中の一つ下船観光する名所です。忠県境内長江北岸の玉印山に位置し、明末期に軍隊が山頂に駐在したことがあるから、玉印山とその山に造られた建物をまとめて石宝寨と名付けました。石宝寨が有名になったのは麓と山頂を繋がる12階建て楼閣のためです。この楼閣は清康煕皇帝時代創建され、凡そ300年間の歴史があり、12階建てで、高さ56m、楼閣全体の色が赤色で、青山緑水の長江沿岸では極めて目立ちます。当時の工事者は巧みに設計して釘を使わずにこの山麓と山頂の階段の役割を果たしている楼閣を造りました。周りの自然とよく調和しているほか、全体の造形も建造技術もも素晴らしいから、三峡当たりの重要文化財に指定されました。
石宝寨に船着場があり、下船して約15分間前後歩いたら、入り口に着きます。入り口から、石段と木製楼閣の階段を約20分間登ったら山頂まで行けます。山上の建物に新しい仏像や道教の造象などが陳列されています。
夏なら、涼しい風に吹かれて木製楼閣での長江眺めが中々気持ち良いでしょう。
■雲陽張飛廟:
伝説によると、三国時代の末期に張飛が自分の部下に暗殺され、頭が重慶境内の雲陽県辺りの揚子江に捨てられたそうです。地元の水夫たちが魚獲るとき、偶然に張飛の頭を拾い、その頭を雲陽の揚子江南岸に埋蔵しました。張飛は性格があらいですが、悪人ではありません、庶民に優しい彼は当時の四川省の人々にすごく愛されていたそうです。それで、彼の頭を埋蔵された土地を中心に、彼を記念する記念廟が雲陽地元人の努力で立てられました。敷地面積は約4000平方メートルで、建物周りにまた11万平方メートルの植林もしています。
ここに三国時代の物語を語る塑像があるほか、歴代有名な学者の漢詩や名句の石碑と額も数多く保存されています。
三峡ダムの影響で雲陽辺りでも水位が相当上がります、元の張飛廟が水浸しになるので、地元政府が元張飛廟全体を北岸に移しました。観光するには相当時間がかかるため、現在の三峡遊覧船観光は殆どここをカットしています。
■豊都鬼城:
豊都鬼城は豊都県名山にあります。漢時代、道教の先生がよく名山で修行してたので、道教名山として有名になりました。漢時代にその山で修行した陰さんと王さん2人が、最後に修行円満で神様になった噂が流行っているから、修行山の名山もそのお陰でよく名が知られました。 しかし、伝わりの間違いかどちらか知らないですが、名山がその噂の流行中、名前が陰さんと王さんの名前のそれぞれ片字を取った「陰王」山になりました。「陰王」とは閻魔大王の意味で、閻魔大王の山なので、当然閻魔大王関係の建物を一杯造らないといけないんです。それで、名山での想像中の閻魔大王の世界・鬼城の建設が始まりました。現在鬼城には彼岸橋や鬼門関や無常殿などが沢山の鬼に関する建物が残っています。中国の古代神話と信仰を調べるいい場所だと思います。
■白帝城:
白帝城は三峡第一の峡谷・瞿塘峡(どうきょう)北岸にあります。三国時代末期に劉備玄徳が敗戦後、病死したところなので、中国ではもっとも有名な観光地です。中に大病中の劉備さんが諸葛孔明に子供を託す塑像が陳列されています。これが有名な「劉備託孤」物語です。歴代の詩人や文学者が三峡を通るとき、皆白帝城に劉備玄徳と諸葛孔明を礼拝に来ます。英雄たちの物語と壮美な三峡風景に強く震撼された彼らがここに沢山の優秀漢詩・名句を残しました。 有名なのは唐代大詩人の杜甫さんが書いた「登高」と李白さんが書いた「朝に白帝城を発つ」です。
船着場から白帝城正門まで徒歩で約20分間、階段は200段前後です。正門の左側に李白の「朝に白帝城を発つ」が石碑に彫刻されています、中の亭の柱に杜甫の「登高」が彫刻されています。 白帝城の正門辺りからは白帝城は三峡第一の峡谷・瞿塘峡(どうきょう)の全景が見えるので、中々見晴らしは素晴らしいです。
■大寧河小三峡(だいねいがしょうさんきょう):
三峡第二の峡谷・ふ峡入り口の北岸に大寧河という長江の支流があります。山奥から流れてきた大寧河が三峡と似たような景観を持っているから大寧河小三峡と呼ばれました。大寧河小三峡全長が約50キロですが、主な観光峡谷は龍門峡、巴霧峡と滴翠峡の3つです。
龍門峡:約3キロ、主な見るものは峡谷両側絶壁に掘られた古桟道の穴と茂っている林で遊んでいる野生の猿たちです。ほかは変わった形している奇石も面白いです。
巴霧峡:約10キロ、河を遡るうちに、水が浅くなり、水色も綺麗になってきます。新鮮な田舎空気と桃源郷のような風景は楽しみの一つでしょう。
滴翠峡:約20キロ、峡谷両側の土族家や鍾乳洞や奇石や絶壁に置かれた棺桶などがここのポイントです。
下船観光について
小三峡観光は本船を下船して、地元の小船に乗り換えて行きます。 下船してから再乗船するまで約3時間半から4時間前後かかります; その中に、小三峡小船に乗り、観光するのが約2時間半から3時間;途中の本船から小船への移動時間約1時間。
■神農渓:
神農渓は全長60キロ、浅くて紺碧な河水がふ峡で揚子江に注ぎいれています。裸で船を引っ張って行く水夫がまずイメージ付きますが、三峡ダム貯水の影響を受けて、 ここの水位も高くなったから、そういう船を引っ張る水夫の姿が残念ながら、見られなくなりました。でも峡谷の自然景観から見れば小三峡よりも綺麗だと思っています。
神農渓への行き方:
遊覧船から下船して地元小船に乗り換えて行きます。
観光時間は船により違いますが、大体2時間以内で終わります。