チャムド
インドシナを流れるメコンの上流は中国名で瀾滄江。その瀾滄江の上流であるザチュ河とゴムイチュ河が合流するところにチャムドの町がある。
カンゼ州やチャムド周辺の東チベットをカムという。一般にチベット人は、穏やかな民族だという印象が強いが、カム出身のチベット人の男は「カムパ」と呼ばれ、背が高く勇猛果敢なことで知られている。そのカム最大の町がチャムドである。標高は3240メートル。
<チャムパリン・ゴンパ>
1437年にゲルク派の開祖ツォンカパの弟子であるチャンセム・シェーラブ・サンポによって建てられた。多くの僧院のほか、五つの経学院も併せ持つ大寺院であったが、1950年の中国軍のチベット侵攻の際に激しい攻防戦のあった箇所でありほとんどが破壊されてしまった。