白帝城(はくていじょう)
白帝城は紫色をした白帝山上に位置し、四川省奉節県からは4キロの距離のところにある。
元の名前は、紫陽城といい、悠久の歴史を持つ古城である。
地形が非常に険しく、古来から軍事の要衝であった。
前漢末期、公孫述がこの地で蜀の王として君臨していた。
城の中で時々白い気体が沸き起こり、龍が昇るようであったことと、王が自ら白帝と名乗っていたことから白帝城と改名されたと言われている。
三国時代に、劉備軍は戦で敗退し白帝城に逃れ家臣たちにあわせる顔がなく、そこで白帝城に永安宮を建造し隠居して暮らしていた。
劉備は臨終に際してここで自分の政権と息子の劉禅を丞相の諸葛孔明に託した。